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Silja Line その1
 話は再び北欧の旅に戻ります。

 この日はいよいよヘルシンキからスウェーデンの首都ストックホルムまでの1Night Cruiseです。飛行機で行けば1時間ちょっとの距離ですが、クルーズはバルト海を一晩かけてゆっくりと進みます。

 クルーズを提供しているのが、Silja Line(シリアライン)Viking Line(ヴァイキングライン)と2社あるのですが、豪華さから言うとシリアラインの方がお勧めだそうです。ということで私達はシリアラインを選びました。
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 部屋の値段はピンからキリまであり、どれを選ぶか非常に迷いますが、今回は以下の理由から2番目にいい「Commodore Class」というというのを選びました。

1)部屋が一つ下のクラスと比べて倍以上あるにもかかわらず、値段はそこまで高くない
(コモドーは25㎡、一つ下は11㎡とちょっと狭い)
2)専用のラウンジが使え、フリードリンクで軽食もある。
3)朝食も付いてくる。
4)専用のチェックインデスク、専用フロアーと豪華。
5)当然全て海側。バルコニーがある部屋もある。

とさすが高いだけあっていい事尽くめです。
 
 値段は曜日、出発時期によってかなりバラつきがあり、夏の時期の金曜日は630ユーロ(8万8千円)、8月15日から年末までの日曜から水曜日まで出発の場合、440ユーロ(6万2千円)と2万円以上違うので日程をうまく組むことをお勧めします。
 ということで、ホテルからタクシーで10分ほどでシンフォニー号が停泊している港につきます。あまりの大きさに唖然とします。船は12階建てで、私達のコモドークラスは船の先頭、一番上の10・11階部分です。入り口はオートロックになっており、他の人は入れないようになっています。そして部屋が大きいこと!!。さすがにバスタブありませんが、大きなダブルベッドに、ソファー、椅子、テレビ、うーん非常に贅沢です。
 
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   写真には写っていないのですが、反対側にある2人掛けのソファーはベッドになっているので、あと1・2人は泊まれます。
 
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 このクラスにはバルコニーつきとなしがあるのですが、私達が予約した時は2ヶ月前にも関わらず全て売り切れていました。部屋の大きさは同じなので、バルコニーがある場合は、その分部屋が狭くなっているようです。

 部屋を後にして広い船内を散策してみることに。中にはレストラン、免税店、バー等が沢山あり、空港のターミナルビルのようです。そしてこの天井18m、全長143mの巨大な吹き抜けは圧巻です。両サイドの出っ張りは部屋の出窓になっています。
 
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 夕食はバイキング形式のビュッフェが人気だそうですが、私達はシーフードレストランに入ってみました。まずは前菜。妻は海老の燻製、私はムール貝のスープを頼みましたが、今まで食べた中で一番美味しいじゃなかいと思うぐらい、物凄く美味しい。
  
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       海老はこれでたった8ユーロ(1,100円)。北欧にしては格安です。
  
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 只海老のあまりの量の多さに、前菜にも関わらず2人ともお腹がいっぱいになってしまい、その後のメイン、シーフードサラダ(サラダと言ってもシーフード盛り合わせみたいなもの)とサーモンのソテーは半分以下しか食べられず、あまりの量の多さに最後は2人とも気持ち悪くなってしまいました・・・(泣)。
  
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 あるかないかの次回への教訓としては昼食を抜いてくるのが賢明かもしれません。
  
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        新鮮なシーフードが山盛り。これ以上食べ切れません(苦笑)

 その2に続きます。
by kumasan_life | 2005-09-19 03:54 | 北欧 (18)
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