ブダペストの街並み
 ブダペストというのはBudaとPestという景観が全く異なる2つの街からなるハンガリーの首都です。その2つの街を区切っているのがドナウ川。ドナウ川の河岸に見られる王宮やくさり橋は世界遺産にも登録されており、数あるドナウ川沿い街の中でも最も美しいとされ、「ドナウの真珠」という称号を与えられています。

 ドナウ川はドイツから黒海へと東西3000キロ、10か国にまたがるヨーロッパ2番目の河です。普通の人にとって見たら単なる大きな河なのですが、私は今回、中欧旅行を始めるにあたり、宮本輝の「ドナウの旅人」という小説を10数年ぶりに読み返して旅をしたせいもあり、ドナウ川に対する思い入れがなんだか強くなり、不思議な感覚を抱きながら旅してました。
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 多くの見所はホテルの周辺に集まっていて、私たちはホテルから歩いてブダ側にある王宮へ向かうことに。バスに乗っても王宮の丘まで行くことが出来るのですが、折角なので、このミニケーブルカーで行くことに。値段は一人数百円ぐらいでした。
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 そして丘から見る景色は素晴らしいの一言。晴れていればもっと良かったのですが・・・
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Kumasanも新しい服を着て記念撮影。なんだかとっても嬉しそうです

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真っ白な「エルジェーベト(エリザベス)橋」方面を望む景色

 王宮の丘はバスが数分おきにバスがぐるぐる回っていて、あまり歩かずにすみます。王宮からバスで1・2分のゴシック様式のマーチャーシュ教会や
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 そのすぐ近くにある「漁夫の砦」から見るドナウの景色はまた格別です。 
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 対岸に見えるのは国会議事堂。 
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 この議事堂は世界で何番目かの規模を誇るほど大きく、10数年の歳月をかけ、様々な建築様式を取り入れて1902年に完成されました。英語によるガイドツアーが毎日行われていて議事堂内を見学できます。
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 また写真の王冠は950年に渡って継がれてきたというハンガリーの至宝だそうです。
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 そしてやはりブダペストと言えば夜景です。日が暮れるのを待って、夜景を見るべく「くさり橋」を渡り再び王宮へ行くことにしました。まずはペスト側から見る王宮。「美しい」としか形容しようがありません。
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 夜のくさり橋はその存在感を増していました。 
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 そして再び、昼間に来た王宮に。寒いせいもあり私たち以外誰もいません。そしてそこから見る夜景は・・・・
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 「圧巻」の一言。さすが「ドナウの真珠」と呼ばれるだけあります。宮本輝の言葉を借りるならば「ドナウの水面に糸が切れて散らばった首飾りの真珠がひとつひとつ独自な光を放って息づいている」という感じでしょうか。彼が20数年前に見たドナウと比べてどれ程違いがあるか分かりませんが、ブダペストの街はあまり発展しておらず、光を放つようなお店等の建物が少ないせいもあり、くさり橋の美しさが際立っていました。

 王宮からの夜景を堪能した後、ちょっと遠回りして、王宮からモスクワ広場、国会議事堂を回って帰ることに。先程見た美しさとは対照的気に、ペスト側の川沿いは夜になるとその寂しさを一層増してきます。
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 路面電車もその寂しさをより一層際立たせているような感じで、何ともいえない不思議な感覚を起こさせます。
 
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 線路・道路を超え、川岸まで渡り再び王宮を眺めることに。あまりの綺麗さに言葉も出ませんでした。
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 この旅の10日ほど前に訪れたNYの夜景も素晴らしかったですが、NY等の大都会とは全く異なるブダペストの夜景は、NYとは甲乙つけ難い程魅力的なものでした。ブダペストは2泊しかしなかったのでこの素晴らしい夜景は2日分しか堪能できませんでしたが、次回来る時は船の中からの夜景を堪能してみたいですね。

 次はブダペスト温泉についてです。
 
by kumasan_life | 2006-01-15 23:08 | 中欧 (27)
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