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横浜 三渓園
 相変わらずちょっと前(2週間程)の記事になりますが、紅葉の写真を撮りに横浜の三渓園へ行ってきました。
 ロンドンから帰国して一番感じるのは、安倍首相じゃありませんが、「美しい国日本」(笑)。ロンドンと違ってごみは落ちていないし、街並みも意外と綺麗だし、建物の近代的なものもあれば、古いものもある。ヨーロッパの人はとにかく歴史の重みを大事にする人が多いのですが、日本はそういった要素を兼ね備えている非常に魅力的な国だということを改めて認識させられました。
 そんななかやはり日本の風景といって思いつくのは「紅葉」。休みを取って週末旅行にでも行きたかったのですが、休みを取る暇が全くないので、とりあえず近場ということで横浜の三渓園へ行くことにしました。自宅からは高速で1時間ちょっとなので非常に便利です。

 この日は12月初め。紅葉のピークは翌週ということでまだ完全に色づいていませんでしたが、写真を撮るには天気もよくちょうどいい頃合。
 ピークを避け、午後2時ごろに到着したので、駐車場待ちも15分ぐらいで済みました。
入場料500円を払い早速中へ。外国人観光客を始め、非常に多くの人が園内にいます。 
 
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 三渓園は原三渓という生糸貿易で成功した実業家の私邸を市に寄付してできた庭園。横山大観をはじめとして、インドの詩人タゴール等も滞在したというなんとも由緒正しい家なのです。
入場すると目の前には大池と呼ばれる池があり、日本らしい情緒を醸し出しています。只このあたりはまだ葉っぱは色づいていませんでした。
 
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 只奥にある内苑に入ると、もみじや銀杏などは結構色づいていました。
 
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 ちなみに今回は新しいカメラを持っていきました。以前から欲しいと思っていたリコーのコンパクトカメラのGR-Digital。これは普通のデジタルカメラと違って望遠もなければ手振れ補正もない、いたってシンプルなカメラ。只一眼レフ並みの画像がコンパクトカメラながら撮れるというのが売りで、玄人向けのカメラです。従ってオートで取るよりはマニュアルで撮るのがこのカメラの醍醐味なのですが、私のような腕のない人にはまだまだ難しく、今後もっと練習必要です。
 
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 また内苑の中にある記念館では抹茶も飲むことができますので、疲れたら立ち寄ってみてください。
 日が暮れると園内はライトアップされ、また違った雰囲気を醸し出します。なので午後から夕方にかけて訪れるのがいいですね。
 
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 何年かぶりの三渓園。紅葉真っ盛りというわけではありませんでしたが、美しい国を堪能した気がしました。ロンドンへ行く前はあまり意識しなかった写真を撮りたい風景が日本にはたくさんありますね。
by kumasan_life | 2006-12-18 23:44 | 日本 (6)
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