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Oliveto in London
先週は妻のお気に入りのイタリアンレストラン「Oliveto」に行って来ました。
 ここはカラスミのパスタで非常で有名で、場所はVitoriaの駅から徒歩で7.8分ぐらいです。
 日本でもなかなかお目にかかることが少ないカラスミですが、イギリスで、しかもパスタで食べれるとあって、日本人の奥様方には大人気だそうです。
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 ちなみに日によっては「うにパスタ」もあってなんだか日本食のようです。どうせなら「たらこパスタ」とか「納豆パスタ」等も取り扱ってくれると嬉しいのですが(笑)
 
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 当然のことながらパスタだけでなく、他の料理も非常に美味しいです。この日はピザと中にリコッタチーズと胡桃が入ったラビオリを注文しました。
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 久しぶりの美味しい料理に感動だったのですが、私が会社のまずいキャンティーン(食堂)で苦しんでいるのとは対照的に妻は友達と美味しいランチを食べているのは本当に羨ましいですね・・。いつの日か会社のランチを駐在員奥様たちにも堪能してもらいたいと思ってます?
by kumasan_life | 2005-07-31 22:39 | レストラン (8)
Damme (ダム)
 まだベルギーの続きです。

Bruggeの街を堪能した後は、車で10分ほどの距離にあるDammeという行って来ました。
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ブルージュの街からちょっとはなれたところに船乗り場があって、そこから観光船でこの街まで来ることが出来るのですが、タイミングがいまいち合わず、前回と同様車で来てしまいました。
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何があるわけではないのですが、なんとなくこの街に惹かれてしまうんですよね。
オランダと同様ベルギーにも沢山の風車があり、ブルージュからダムの街に行く間にも写真のような風車が数基あります。 
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 この日は風車の中を公開しており、中に入ることができました。といっても中は特別面白くなかったです・・・。
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 街ではカフェでコーヒーを飲んでデザートを食べこの後の長距離ドライブに備え、まったりと過ごしました。次回こそはこの船に乗ってみたいですね。
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 今回は1泊2日と非常に短い旅でしたが、ブルージュの綺麗な町並み、美味しい食事に触れ、仕事の疲れを癒せたかなと思います。 
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次回はもうちょっと時間を掛けて、ブルージュ近辺のゲント、アントワープ、ブリュッセル等を周ってみたいと考えてます。
by kumasan_life | 2005-07-28 20:01 | ベルギー・オランダ (26)
Hotel Acacia in Brugge
まだBruggeの続きです。

 今回の旅行は出発の前々日に行くことが決まったため、ホテルを十分に選ぶ時間がなかったのに加え、大人3人というインターネットブッキングでは非常に難しい条件。ということで、AmexのTravel Deskに前日の夜11時ぐらいに電話してホテルを取ってもらう事にしました。

 以前にも紹介しましたが、このトラベルデスクは手数料なし(といっても年会費でまかなわれていますが)かつ旅行会社レートでブッキングできるので非常にお得です。今回も3人で泊まれる4星以上のホテルは彼らのシステム上で3つかしかなく、その全てに直接電話して本当にまだ空いているかどうか確認してくれたりして非常に親切でした。

 今回のホテルはHotel AcaciaというBest Westernのチェーンホテル。2人で160ユーロ、3人の場合は190ユーロ(税朝食込み)とまあまあのレートです。只毎度おなじみTrip Advisorでの評判はあまりよくなかったので、さほど期待もしなかったのですが、実物は予想以上に綺麗で、趣があるホテルでした。
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駐車場は別で15ユーロ。中心の広場から歩いて5分ほどの距離にあるので立地は申し分ありませんでした。また非常に静かで近くにある教会からはカリヨン(組み鐘)のメロディーが響いていて非常に心地よかったです。
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この中庭で朝食をとることもできます

部屋は3人だったためか、何故かメゾネット形式のスイートルームが用意されており、広く非常に快適でした。またスタッフも優しくて過ごしやすかったです。
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朝食も「うーん」と唸るほどではないですが、まあまあで美味しかったです。
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 でも一番嬉しかったのは3人で泊まったはずなのに、何故か2人分の料金しか請求されなかったことでしょうか?間違えたのかどうか分かりませんが、とってもラッキーでした(笑)

 次回は前回紹介したレストランのすぐ近くにあるHotel De Tuilerieenに泊まってみたいですね。Trip Advisorでは一番人気のホテルです。
by kumasan_life | 2005-07-26 22:04 | ホテル (35)
Grand Cafe Den Comptoir in Brugge
昨日の続きです。

 前回ホテルの人に勧められたGrand Cafe Den Comptoirへ行ってみました。
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 開始時間が早かったためか、予約なしで外の席を確保することが出来ました。このお店は運河に面しているので外の方が人気があるようですが、中も内装が素晴らしく、また中庭見たいのもあるので、どこに座ってもお勧めです。
今回は3人なのでコースではなく単品で頼むことに。まずは前菜としてハムとチーズのクロケットとサーモンのサラダを注文しシェアしたのですが、どちらも絶品でした。
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中はトロットして外はカリカリ

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ドレッシングがまた絶品でした

 そしてメインはもう時期が終わったと思っていたムール貝のクリームソース煮。
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 妻は海老のカレー風味で、
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 同僚はDover Sole(ひらめ?)をそれぞれ頼みました。
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 写真では見れませんが、貝のダシが出たスープが絶品で、また付け合せのフライドポテト(フリットとベルギーでは呼びます)が同じポテトなのになんでイギリスとものとこんなに違うんだと思うほど美味しかったです。
 さすがに量が多すぎて3人でも食べ切れませんでした(笑)。ちなみにポテトはお変わり自由っぽかったです。ベルギーに住んだことがある会社の同僚に言わせるとベルギー料理は「Old French」と呼ばれていて本格的なフランス料理を堪能できるそうです。値段は前菜が10ユーロ以内。メインが20ユーロぐらいなので、一人当たり、5千円ぐらいでしょうか。
 そしてムール貝にはやはりベルギービール。このMAESが私たちのお気に入りです。
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 一緒に来た同僚もベルギーの味に感動して「毎月来たほうがいいよ」とアドバイスしてました。まあ毎月は無理なので数ヶ月に一回は訪れたいですね(笑)
by kumasan_life | 2005-07-24 22:17 | ベルギー・オランダ (26)
Brugge (Belgium)
  先週末は東京から来ていた会社の同僚を連れて妻と3人でベルギーのブルージュへ再び車で行って来ました。
 Hoverspeedという会社を使ってドーバー海峡を渡りましたが、今回はP&Oという一番大きなフェリーを使ってみました。時間は1時間15分とHoverspeedより15分長いのですが、40・50分おきに出発しているので使い勝手がいいです。値段は同じか若干や安めで、土・日3人で120ポンドでした。安いサイトA Ferry UKはここです。
 テロの影響で通常は30分前のチェックインが1時間前になっていたのですが、荷物検査など煩わしいことなく、普通にチェックインできました。1時間以上前に着いたので、前の船に乗れないかなと思ったのですが、それは無理でした。
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 船は物凄く大きく、中には結構大き目のDuty Free Shopもあります。香水やお酒が空港並に充実してます。
 ということで自宅を出て4時間ほどで(車2時間弱+待ち時間1時間+船1時間15分)でフランスに到着。そこからブルージュまでは1時間半程ですが、今回は以前行かなかったCite Europeというショッピングモールへ行ってみました。カレーの港から10分ぐらいです。
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 目的は前回と同様カルフール(Carrefour)で食材を買い込むことです。前回はBruggeのお店に行ったのですが、ここはその倍以上あって非常に楽しいです。只日曜日が休みなので生ものは買えないのが悲しかったです(悲)。次回はクーラーボックス持参で行きたいですね(笑)。ちなみに同僚はパテなどお土産用として大量に買い込んでいました。

 1時間ほど買い物を楽しんでからブルージュへ。前回よりも天気が良かったので、街が余計に綺麗に見えましたし、前回は雨のため乗れなかった船に乗ることもできました。35分で5・2ユーロととってもリーズナブルな価格です。
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船上から見た風景

 また世界遺産に登録されているベギン会修道院も非常に綺麗でした。
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 そしてベルギーといえば食事。明日はレストランについて書きます。 
by kumasan_life | 2005-07-23 21:32 | ベルギー・オランダ (26)
Le Petit Zinc in Paris
 ホテル「Bel Ami」の隣にあるレストランLe Petit Zincは新鮮な魚介類を提供してくれるという評判のレストランです。レストランの外ではおじさんが牡蠣や蟹などをシーフードプレートに盛り付けていて、見ているだけでお腹がすいてきます(笑)。
 
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 メニューはアラカルトとコースがあり、私達はコース料理を頼むことに。前菜、主菜、デザートの3つを選ぶのですが、どれも5・6メニュー用意されており、選ぶのが難しいです。私達は、エスカルゴ、シーフードサラダ、魚介のスープなどを選びました。
 
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 どれも甲乙つけがたいぐらいおいしかったのですが、私としてはスープが一番美味しかったですね。
 そしてメイン。これもたくさんありすぎて迷いますが、私はサーモンとツナのタルタル、叔母はステーキを頼みました。タルタルは生の刺身にパッションフルーツ系のソースが掛かっており、この意外なコンビネーションが、魚のうまみを引き出させていて、とっても美味しかったです。お肉も柔らかく、フランス牛の底力を見た感じでした(笑)。
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 デザートももちろん美味しく大満足。
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これにワインなどを頼んでも1人あたり6・7千円ととってもお得。雰囲気も非常によく、場所もいいですし、また行きたいレストランですね。
by kumasan_life | 2005-07-12 03:45 | フランス (8)
Giverny (パリ郊外)
「気合を入れて更新して行こう」と宣言したものの丸々一週間以上更新してませんでした。
今日からは以前のように数日おきには書いていけそうな気がします??

 と、またもや未だにパリの続きです。パリ滞在2日目はモネの睡蓮で有名な「Giverny(ジヴィルニー)という町へ行って来ました。電車でもいけるのですが、電車を降りてからのバスの接続がいまいち良くないのと、電車・バスを乗り継いでも値段がさほど変わらないことから、結局、シティラマというところでバスツアー(1人60ユーロ)を申し込みました。
 場所はパリからバスで1時間。電車・バスでも同じぐらいです。この場所はモネが亡くなるまで住んでいた家で、家の前は西洋風な庭園、そこから地下道を越えて道路の反対側に行くと睡蓮シリーズで有名な日本庭園があります。
  ここには悲しいかな、モネの本物の絵は一枚もないのですが、代わりに膨大な数の日本の浮世絵が「これでもかぁー」というぐらい部屋中に飾れています。個人的にはそれはそれで非常に良かったです。
 西洋庭園はイギリスの庭園比べてしまうせいなのか、うーんいまいち。只単に様々な種類の花が植えられている感じでした。只このホームページを見ると綺麗そうです。時期が良くなかったのかもしれません。
 
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 気合を入れなおして睡蓮の舞台である日本庭園へ。しかしそれは予想していたのと全く異なる庭園でした。日本を意識したと思われるボートは何故か汚く、その周りには竹が植えられています。また日本を影響をを強く受けたという太鼓橋は何故か緑色で、「うーんこれがモネが思い描いていた日本なのかな?」とちょっと不思議な感じでした。
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非常に寂しい感じです

 池の周りには日本から取り寄せたという柳の木などが広がり、ちょっと日本らしい光景が広がっています。蓮が広がる風景は絵を思わせるのに十分なほど綺麗な光景でした。只実物より写真のほうが綺麗かもも知れませんが・・・
 
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 庭園にはお土産屋さんがあり、モネのポスターなどとともに浮世絵の復刻版リソグラフみたいのもを売ってました。
 また庭園を出てからバスの駐車場までの間にシードル(りんごのお酒)を売っている売店があり、美味しそうなのでお土産に買って帰りました。この地方はリンゴの産地なので、とっても安く、お酒が確か3ユーロ以内、りんごジュースも2・5ユーロぐらいで非常に美味しかったです。
 それにしてもモネがあそこまで日本に影響されていたのは驚きました。こうして海外に出てみると今まで気づかない日本の凄さ、偉大さに気づいたりするんですね。なんだか日本人として嬉しい一日でした。
by kumasan_life | 2005-07-10 22:51 | フランス (8)
パリ観光の続きです。
 
 初日は午後にホテルにチェックインした後、セーヌ川クルーズ(一日有効で11ユーロ)に出かけました。天気予報では「Stormがあるかもしれません」と言っていたのですが、あまり気にしないでいると、エッフェルタワーに着く頃にはなんだか雲行きが怪しくなり、ポツポツと雨が降り始めてきました。
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空が黒くなってきました

「まあエッフェル塔の展望台に並んでいるうちに止むだろう」と高をくくっていたのが悪夢の始まりでした・・。雨はあっという間にザーザー振りとなり、それに加えて物凄い風が吹いてきました。風と雨は激しくなり雷も鳴り始めて、傘や雨合羽では防げないぐらい酷い状況に。まさにStorm(嵐)です。
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しかも悲しいかな東京タワーと違いエッフェル塔には雨風を防げるような建物は全くありません。皆が売店の軒先に集まってきたのですが、この激しい雨風には全くの役に立たず、皆で小雨になるのを待って待っていました。
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これ以降はカメラが壊れるのでは?と思い写真を取れませんでした

 結局1時間ほど風雨にさらされた後、全身びしょ濡れになってしまい、靴もズボンもかばんもずぶぬれ。替えのズボンを持ってこなかったので、ホテルに戻り、シャワーを浴びた後にアイロンを掛けて乾かしたのですが、1時間以上掛かりました。結局その日はどこも外出せずホテルの近くでご飯を食べることに。

 本当に散々な一日でしたが、嵐を経験したことがなかったので面白い貴重な経験だったかな?とも思いますが、二度と経験したくないですね(笑)
by kumasan_life | 2005-07-09 20:58 | フランス (8)
Hotel Bel Ami in Paris
仕事は幾分落ち着いてきたものの相変わらず忙しく、また先週に引き続き東京からの来客があったりし、なかなか更新できませんでした。(単なる言い訳ですが・・)。今週からは気合を入れて更新していこう?と思います。
 
 だいぶ古いですが、6月後半の話です。1ヶ月前にも仕事で行って来たばかりですが、6月23日から2泊3日でまたもやパリに行って来ました。今回は母親、叔母、従姉を連れての観光です。 
 ホテルは以前から狙っていたBel Amiというデザインホテルへ。毎度なじみTrip Advisorでも上位にランクインしている人気のホテルです。場所は地下鉄の「St. Germain des Prés 」から徒歩2分。セーヌ川からも5分ぐらいで対岸にはルーブル美術館があったりと観光にはうってつけの場所です。
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 ロビーはさすがデザインホテルと思わせるような内装で、写真のようにとってもモダンです。部屋はちょっと狭いですがコンパクトにまとまっていて、シャワーも使いやすく快適。
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そして何よりも従業員が非常に優しく、片言の日本語も話せる人もいて面白いです。
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ちょっとした小物も非常におしゃれです

 料金は朝食別で1部屋一泊255ユーロとパリにしてはリーズナブルです。朝食は22ユーロで、ビュッフェ形式。食事がおいしいのはもちろんですが、テーブルや椅子などのデザインもそうですが、ポットや食器などもおしゃれなのでお勧めです。
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 このホテルは以前に紹介したteNeuesのand:guide Parisに取り上げられている程の有名なホテルですが、場所はもちろん、スタッフのサービスの良さや温かさ等あらゆる点で大満足でした。久々に「また泊まりたい」と思わせるホテルですね。
by kumasan_life | 2005-07-08 19:04 | ホテル (35)
ロンドン爆弾テロとBCP
 ご心配してくださった皆様、ありがとうございました。家族・友人・会社の同僚、幸いにも全員無事でした。
 
 その日はいつも通り会社で仕事をしていたところ、東京の同僚から「地下鉄大変みたいですね」との連絡を受け、最新のニュースが流れているマーケットの情報端末を見てみると「地下鉄が高電圧のため止まっている」とのニュース。「あー地下鉄はいつも止まっているからいつもよりちょっとひどいぐらいか」と思い、そのままミーティングを続けていました。すると突然館内放送が入り「地下鉄が爆発した模様です。同僚が会社に来ているかどうか、外出した場合には連絡をとってください。またこれ以降外出を禁じます」とのいつもとは異なる緊迫した放送に皆一斉にただ事ではないと感じました。

 その後は皆さんご承知のとおりです。爆発のあった場所は会社から近く、私もその地下鉄に乗っているわけじゃないのですが、その駅の近くを通っているので、「万が一」を考えるとぞっとしたのはいうまでもありません。

 今回のテロはCityを狙ったものという見方もありますが、マーケット自体は朝が早く7時・8時ぐらいから始まっており、爆発があった時間帯にはほとんどの人が会社の中にいたため、その見解には疑問符がつきます。

 また最後に爆発したEdgeware Roadという駅周辺はLondonでも有名なアラブ人街。私達も時々レバノン料理を食べに行ったりするので、私は常々「この場所が一番テロから狙われにくい地域だろうな」と思っていたので、アルカイーダを犯人と決め付けるのはなんとなく腑に落ちないというのが率直な感想です。各テレビ局もこの点に注目していてこの地域の人にインタビューをしていましたが、犯行声明が正式に出されないのでなんとも現時点では何もわかりません。

 私が今回のテロで注目したのが会社の危機管理対応です。東京にいた時はBCP(Business Continuity Plan)というProjectを担当していました。BCPとは地震等の自然災害等でオフィスで仕事が続行不可能になった場合にその後どのようにビジネスを続けていくか予め細かいルールを作り、それに基づいてバックアップのシステムを構築し、災害による影響を最小化し損失を最小限に抑えるためのプランです。

 近年日本では東海沖地震が現実的になるにつれ金融機関でも同様のプランが積極的に推進されていますが、外資系はBCPに昔から力を入れています。理由としてはIRA(北アイルランド独立を求めるアイルランド共和軍)が90年代にCityにテロを行った際に、業務停止によるマーケットへのインパクトが大きかったことから、自然災害よりもテロによる業務停止という見地からBCPを推進してきたからです。

 ただ日本ではそのような認識がないため、私が外人の上司と日本銀行へ当社のBCPの取り組み方を説明しに行った際に、「どのような災害を想定をされていますか」との問いに「地震もそうですが、テロやミサイル攻撃です」と答えたため、驚かれました。

 話はロンドンに戻りまして、今回も「テロでないか」との一方が入るや否やBCPに基づきManagement Memberによる「Crisis Management Committee」(危機管理委員会)が召集され、各関係機関と連絡を取り、外出禁止、スタッフの安否確認といった作業が直ちに行われました。

 その後も数度委員会が開かれ、スタッフの帰宅方法、明日以降の業務の進め方など細かい指示が的確に出されました。特にマーケットはこういった出来事に過敏に反応するため欠員がでると翌日以降の業務に深刻な影響がでます。従って交通事情等により会社に来られそうもないスタッフにはホテルが手配される等、短時間で様々な方策が図れました。また当局がOKを出すまでは会社待機命令が出され、その日は4時ぐらいまで昼食も含め一切の外出が禁止されました。

 そのような迅速かつ的確な判断のため当日もそうですが、翌日も業務にほとんど影響なく仕事が成し遂げられました。やはりテロに対しては「いつもと変わらない」態度BAU(Business As UsualとBCPの世界では呼びます)を示すことが私達がテロリストに対してできる、武器を使わない唯一の攻撃なのだと思います。
 
 その証拠にロンドンの町は金曜日の夜あたりから通常に戻り(地下鉄は一部動いていませんが)、人々は町に繰り出し、普段通りにパブでお酒を飲み、ショッピングをし、ミュージカルを鑑賞していました。この街、人の強さを改めて感じたのはいうまでもありません。
 
 
by kumasan_life | 2005-07-07 22:38 | 外資系金融 (14)