Appraisal
仕事が忙しく、サボってました。久々の更新です(笑)・・・・。

 日本の銀行にいた時もそうですが、毎年(会社によっては半期毎)Appraisal (アプレイザル)という自分を上司等が評価するプロセスがあります。学校でいう通知表みたいなもので、会社によって内容が異なるものの、基本的には、自分の与えられた「Job Description」を元に、
 1)仕事の遂行能力があるか、想像性はどうか、責任感はあるか、向上心はどうかといった「専門性」、
 2)知識、コンプライアンスといった「一般的な事柄」、
 3)フロントの人であれば、ビジネスチャンスを逃していないかどうか、リスクをマネージできているかという「ビジネス能力」、
 4)そしてマネージャーであれば、責任能力はどうか、信頼性あるか、協調性はあるか、自主性等の観点からみた「マネージメント能力」
といった項目を更に何段階かに分けて点数評価していきます。

 ちなみに「Job Description」とは「あなたはこの仕事をしなくてはなりません」「あなたの責任範囲はここまです」という事を細かく定めた契約書みたいなもので、かなり厳格に守られます。従って想定外の仕事を頼むような場合は「Job Descriptionに書いてないので出来ません」という事をいう人も少なからずいます。
 
 話を元に戻しますが、上記のような観点での評価を自分の仕事と関わった人達10人ぐらいに直接頼んで、上司がその総合評価を取りまとめる360度形式の評価方法を取り入れる場合もあれば、基本的に上司が一人で評価を下していく方式等があり、会社、部署によって異なっています。

 そして、この面接の場では上司が自分の評価について率直に述べ、部下はその与えられた評価点について意義を申し出ることが出来ます。例えば「私はこの評価は間違っていると思うので受け入れられません」云々といった具合に。というのも評価面接は100%とは言わないまでも、ボーナスの額に多少なりとも影響を及ぼすのに加え、評価シートが人事部のデータベースにグローバルに登録されるため、部署を異動しようとしている人に関しては、あまり評価が良くないと異動も難しくなるというのがあります。

 ということで転職しようとしているなど、全く関心のない人もいますが、皆それなりに真剣にやっていて、私も今回は上司が変わったのでどのような評価を下すのかどきどきしながら面接をしました。そして恐る恐る10ページ近い自分の評価シートを読んでみると・・・・・、
意外や意外、自分が想像していたより高評価でびっくり(驚)。これはひとえに仕事の能力というよりも、上司と日本に一緒に出張に行った際に、レストランや国内旅行をアレンジしてあげたからかな?とも思ったりしてます(笑)。

 そして評価面接の最後に来年度の目標を設定するのですが、書き加えられている項目に加え「NYのOfficeに一度行ってみたいので、NY関連の仕事が何かあればやってみたいです」と調子に乗って言ってみたところ「検討しましょう」と言ってくれました。

 その面接から2週間経った先週水曜日に突然、「ニューヨークで、どうしても年内に片付けなくてはいけない仕事があるから手伝ってもらえない?なので来週1週間NY行ける?」との依頼。返事はもちろん「OK」。ということで、大急ぎで飛行機、ホテルの等の手配をして、今NYに来ています(嬉)。
  
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 明日は以降、時間があればNYの様子について書いていきます。
 
by kumasan_life | 2005-12-04 19:26 | 外資系金融 (14)
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